
ベージュゴールドは、ひとつのアイデア
2015年、ゴールドとベージュが融合し、新たな素材、18Kベージュゴールドが誕生しました。
シャネル ウォッチ&ファイン ジュエリー クリエイション スタジオが思い描くこの色の背景には、「何よりもまずアイデア」というデザインにおける唯一無二のビジョンがあります。そして、素材とエスプリが融合することで、スタイルが生まれ、ゴールドが鮮明に反射する様は、ベージュが持つ自然の色味によって和らぎます。




ベージュゴールドのクリエイションは、その一つ一つが感情を伝えます。ノルマンディーの浜辺で煌めく濡れた砂。お気に入りのソファのヴェルヴェットのような手触り。どれも、ガブリエル シャネルが休息を得たいときに好んだものでした。
ベージュゴールドを選択するということは、単なる貴金属以上のものを身に着けるということ。それはつまり、シャネルの クリエイションが持つ色を身に纏うということ。
ベージュゴールドは、ひとつのスタイル
ベージュゴールドは、ウォッチにもファイン ジュエリーにも用いられ、その一つ一つを必要不可欠なアイテムとして際立たせています。 最初にこの素材が取り入れられたのは、J12-365ウォッチのベゼル。その後、ボーイフレンドをはじめ、他のコレクションでも採用されるようになりました。
ベージュゴールドに刻まれたココ クラッシュのキルティング モチーフは、このコレクションをアイコニックな存在へと押し上げました。最近では、シャネルで最も有名な数字を冠したCOLLECTION N°5で、このゴールドカラーを纏っています。


ベージュはシグネチャーカラー
ガブリエル シャネルは常に、自身の周囲の環境、特に自然からインスピレーションを得てきました。彼女がベージュに魅了されたのは、フランスのドーヴィルのビーチで濡れた砂を目にしたときでした。

彼女は、この自然で普遍的で温かみのある色を可能な限りの場所に散りばめました。ベル レスピロの別荘のファサード、ラ パウザの家具、彼女のアパルトマンのスエードのソファ、そしてカンボン通り31番地のブティックの床材にも、ベージュを見ることができます。



「ベージュは潮が引いたときの濡れた砂の色」
ガブリエル シャネル
この色に彩られたクリエイションの数は、およそ150にのぼります。1913年に発表された初めてのジャージー素材のアイテムや、顔色を美しく見せるツイード、肌の色とマッチして脚を長く見せるツートンカラーのシューズ。その後、ベージュは化粧品にも拡大し、「レ ゼクスクルジフ シャネル」のフレグランスや、メイクアップコレクション「レ ベージュ」にも、その名を刻んでいます。ベージュは、メゾンのあらゆる分野に姿を見せ、ベージュゴールドというあらたな素材に着想を与えました。


ベージュゴールドは、ひとつのクリエイション
ベージュゴールドは、クリエイティブな視点から誕生し、バランスの取れた優美な色調が際立っています。




完璧な輝きにたどり着くまでには何百ものサンプルが開発されました。75%の純金を含有し、その洗練と妥協なきクオリティが一線を画します。
