Chanel culture fund

「シャネル・カルチャー・ファンド」は、文化面や社会面における新しい考え方、より優れた表現の推進に取り組む文化的革新者を支援するユニークなイニシアチブとパートナーシップのグローバルプログラムです。このファンドは、アートが、重要なインスピレーションの源となるだけでなく、私たちの世界の見方にも変化をもたらすこの時代に、“声の平等”を支持し、世界のゲームチェンジャーたちの存在を広く世に知らしめるようにすることを目指しています。

シャネル・カルチャー・ファンドのパートナーシップ

シャネルは、これまでの文化支援の豊かな歴史をさらに発展させ、世界中の主要な文化機関と長期的なパートナーシップを結び、創造的で文化的な思考の革新を支援する新しいプログラムを立ち上げています。こうしたプロジェクトは、これまで見過ごされてきたストーリーにスポットライトを当て、分野の枠を超えたコラボレーションを促進し、文化や社会に貢献する変革のアイデアを推進することを目的としています。

パートナー機関と立ち上げたプロジェクトは以下のとおりです。

ナショナル・ポートレート・ギャラリー『Reframing Narratives: Women in Portraiture,』 (ロンドン):

1896年の開館以来の最も大規模な再開発プロジェクトとなる本格的なリニューアルを経て、2023年にギャラリーが再オープンする際に、コレクションやギャラリーの展示における女性の表現を研究し、強化するよう“シャネル コレクション キュレーター”を務めるフラヴィア・フリゲリ氏率いるチームが任命されています。

アンダーグラウンド・ミュージアム (ロサンゼルス):

「ノア・デイヴィス・プライズ」は、自らの分野に革新を起こし、文化に興味を持つ観客層の拡大に貢献するキュレーターに贈られる3つの新しい奨学金制度です。

ポンピドゥー・センター (パリ):

持続可能な都市やコミュニティのための新しいエコロジーを創出するデザイナー、アーティスト、科学者などによる協働的な研究に焦点を当てた、複数年にわたるプログラム構想です。

GES-2 (モスクワ):

レンゾ・ピアノとRPBW(レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップ)が設計を手がけ、旧発電所から生まれ変わった現代文化のための新しい都市空間が、2021年、モスクワ中心部でのオープンに合わせ、演劇、音楽、ダンス、映像が交差する分野で活躍するロシアの革新的な女性アーティストを対象とした3年間のメンターシップとレジデンシーのプログラムです。

ファンドがグローバルに展開されることから、シャネルは中国本土を中心としたアジアでも新たな文化的パートナーシップを築いています。

シャネル・ネクスト・プライズ

このファンドの一環として、シャネルは、音楽、ダンス、パフォーマンス、ビジュアルアートの各分野に新風を巻き起こしている10人のアーティストにそれぞれ10万ユーロの賞金を授与する「シャネル・ネクスト・プライズ」を創設しました。年齢、性別、国籍を問わず、あらゆるアーティストを対象とするこの賞は、変革をもたらす入賞者のプロジェクトに資金を提供するとともに、入賞者にはシャネルがキュレーションを手がけるメンターシップやネットワーキングコミュニティへの参加権も与えられます。選考は、インターナショナル・アドバイザリー・ボードによって行われ、第一回目の受賞候補者が決定されます。