シャネルのオートクチュール

メゾンの揺るぎない礎

ガブリエル シャネルは1915年、自身のクチュール ハウスをオープンしました。彼女は生涯を通じて、一人ひとりの体型に合わせて完成されるオート クチュールのクリエイションを追求しました。彼女が生み出したコードは、シャネル ファッションの礎となりました。究極のラグジュアリーを体現するシャネルのオート クチュールは、卓越性と創造性を両立させながら、コレクションを重ねるごとに再解釈され、常に進化を続けます。

昼夜を問わずデザインされたシャネルのオートクチュールは、極めて繊細で洗練された美しさが際立っています。精緻なライン、美しいドレープ、理想的なブレード、ジュエルボタンなど、細部にまでこだわりが感じられます。
現存するオートクチュール メゾンのなかで最も古い歴史を誇るシャネルは、今なおパリのカンボン通り31番地を拠点としています。今日、シャネル オートクチュール コレクションはマチュー ブレイジーによって生み出され、オートクチュール アトリエにて熟練のクチュリエールとクチュリエの手によって命を吹き込まれています。

マチュー ブレイジーのクリエイティブなアプローチ

「オートクチュールはシャネルの真髄そのものです。メゾンの基盤であり、その本質を体現しています。その一着一着は、デザイナーの想いとともに、袖を通す人自身の物語を語ります。服は着られることで初めて真のストーリーが宿り、個々の感情が響き合います。オートクチュールは女性たちに自分自身の物語を描くキャンバスを与えてくれるのです。」
マチュー ブレイジー
CHANEL ファッション部門アーティスティック ディレクター

究極のラグジュアリー体験
世界に一つだけのクリエイション
シャネル オートクチュールは、お客様一人ひとりのためだけに仕立てられ、すべての女性の魅力を際立たせる、唯一無二の体験です。オートクチュールの作品は身体の自由な動きを叶えるため、一人ひとりの体に合わせて仕立てられます。これは、メゾンのすべてのコレクションの真髄となるコンセプトです。まるで肌のように体に寄り添う一着は、ガブリエル シャネルがモデルの体に直接生地を当てて制作した独自の手法を受け継いでいます。それぞれの作品は、世界に一つだけのクリエイションであり、お客様に合わせてすべての比率が新たに設計され、一人ひとりの個性やシルエットをより美しく際立たせます。お客様の寸法に合わせて作られたマネキンを用いて、クチュリエールは、オーダーメイドの服作りに専念します。また、お客様は、メゾンのアーカイブから、過去のコレクションの作品をオーダーすることもできます。オートクチュールは、その一着を選ぶときに芽生える特別な感情を象徴する、かけがえのない一着なのです。


オートクチュール アトリエの
サヴォアフェール
シャネルのオートクチュールには、特別な専門技術とサヴォアフェールが求められます。それは、それぞれの女性の体型に合わせて服をデザインし、仕立て、形作る技術です。
110年以上にわたり、パリのカンボン通り31番地に構える3つの「タイユール」(テーラリング)アトリエと2つの「フルー」(ソフトテキスタイル)アトリエ。緻密に積み重ねられ、時代とともに受け継がれ、進化してきたサヴォアフェールが、それぞれの新しいコレクションに命を吹き込んでいます。また、世界で唯一無二の「ガロン」(ブレード)アトリエは、メゾンの象徴的なコードを生み出します。
オートクチュールには、長い時間と忍耐、そして細部への徹底したこだわりが求められます。すべてが手仕事で仕上げられ、その複雑さによっては、一着に数百時間を要することもあります。どんなに熟練した職人であっても、シャネルのアトリエが培ってきた技術を習得しなければなりません。ブレードの制作、トップステッチ、特別な縫製技法である「パサージュ ド フィル」、そして、ジャケットのドレープを際立たせるゴールド チェーンの配置は、唯一無二の職人技の一端であり、その洗練された技術はプレタポルテにもインスピレーションを与えています。

自由な表現の場
自由な創造の場であるシャネル オートクチュール。メゾンのコードを体現しながら、材料、技術、時間にとらわれることなく、手作業によって生み出される無限のクリエイティビティを実現しています。
ラフィア、ジャージー、モスリンなど多彩な素材から生み出される唯一無二のクリエイション。それぞれの作品は、インサーション レースやラダーステッチ、スモッキング、ボックスプリーツといったオートクチュールならではのサヴォアフェールによって、さらなる輝きを纏います。

オートクチュール
2026年秋冬

2026年春夏
オートクチュール
マチュー ブレイジーが手がけるシャネル オートクチュール コレクションの原点は、あらゆる個性を持つ女性の身体です。一人ひとりの女性たちに合わせて仕立てられた服は、自由な動きを叶え、彼女たち自身の物語を紡ぎ出します。
オートクチュールが紡ぐ
特別な時間
オートクチュールの本質は、身に纏う人が経験するその特別な体験にあります。オートクチュールのお客様には、オートクチュール アドバイザーと、彼女のための作品づくりに専念するプルミエール アトリエが寄り添います。それは、忍耐と献身を要する「ル タン シャネル」という特別な時間を共有することでもあります。クライアントは、6〜9ヶ月にわたるクリエイションの全工程を共に歩みます。このゆったりとしたペースこそが、オートクチュールの魔法を生み出しているのです。オートクチュールの作品は、世代を超えて受け継がれ、生涯にわたり何度でも仕立て直すことができます。
メゾンダールは、刺繍、プリーツ、質感豊かなツイード、生地装飾など、多様で希少な装飾を通して、オートクチュール コレクションに大きく貢献しています。le19Mに拠点を置くルサージュ、ルマリエ、ロニオン、ゴッサンス、デリュ、アトリエ モンテックス、マサロ、そしてメゾン ミッシェルは、それぞれのサヴォアフェールを披露し、すべてのオートクチュール コレクションに魔法のような輝きを与えています。

メティエダールのサヴォアフェール
オートクチュールは、プレタポルテとは一線を画す、独自の表現と創造の世界です。生地からシルエットを形作り、テキスタイルに新たな表情を与え、複雑で繊細なディテールを構築します。伝統的なクラフツマンシップで技術的な制約に挑戦し、卓越性を追求する唯一無二の作品を生み出す芸術です。










