第76回カンヌ国際映画祭の会期中、メゾンのアンバサダーと友人たちが、ガブリエル シャネルが築き上げたシャネルと映画の深い結びつきを祝して集いました。
1931年2月、ハリウッドを訪れたガブリエル シャネル。アメリカのプロデューサーであるサミュエル ゴールドウィンにより、ユナイテッド アーティスツ スタジオの女優たちが着用するドレスを見立ててほしい、と招待されました。そしてマーヴィン ルロイ監督による映画『Tonight or Never(原題)』(1931年)や、ローウェル シャーマン監督による映画『仰言ひましたわネ』(1932年)の衣装デザインを担当。先見の明に満ちた先駆的なスタイルを持つガブリエル シャネルは、フォトジェニックの重要性を理解し、自身の作品に反映するようになります。
衣装のデザイン、そして現在や未来の才能へのサポート。シャネルは映画のクリエイションに寄り添い続け、その歩みを止めることは決してありません。役を演じ、レッドカーペットを歩く女優たちによって体現される、映画の中に自然に響きわたるシャネルのアリュール。ガブリエル シャネル、そしてカール ラガーフェルドを継いだヴィルジニー ヴィアールは、その魅力を伝え 続けています。
シャネルは監督、女優、そして第7の芸術である映画に貢献する組織の名誉あるパートナーとして、年を重ねるごとにそのサポートをさらに確かなものにしています。
ブリー ラーソン
映画祭のクロージング
第76回カンヌ国際映画祭の審査員を務めた女優のブリー ラーソン。今年の開催を終えるにあたり、その経験を振り返ります。また、彼女にとってのカンヌ国際映画祭の意味、そしてこの映画祭が映画制作にどれほど光を当てているのかについて語っています。
ラマタ トゥーレイ シー監督
Moly Kaneとの対談
第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の出品作品に選ばれた、ラマタ トゥーレイ シー監督による映画『Banel et Adama(原題)』。
ラマタ トゥーレイ シー監督とダカール コート フェスティバルの代表兼創設者であるMoly Kaneが、監督の脚本に対する情熱を振り返 り、初監督作品に普遍的な一面を注ぎ込みたいという彼女自身の願いについて語っています。
Mona Achache
マリオン コティヤールとの対談
シャネルが特別パートナーを務める、Mona Achache監督による映画『Little Girl Blue(原題)』が第76回カンヌ国際映画祭の特別招待作品として上映されました。祖母から母、そして彼女自身と子どもたちを通じて女性たちの運命に目を向け、その結びつきを見出します。
メゾン のアンバサダーで女優のマリオン コティヤールが演じる主人公。Mona Achache監督とマリオン コティヤールが映画制作の始まりを振り返り、その役柄にどのように取り組んだかについて語っています。
Lubna Playoust
ロザリー ヴァルダとアルベルト セラとの対談
シャネルが特別パートナーを務める、監督のLubna Playoustによるドキュメンタリー作品『Chambre 999(原題)』が第76回カンヌ国際映画祭のクラシック部門で上映されました。ヴィム ヴェンダース監督による作品『666号室』や、1982年に映画の存続について問いかけた当時のインタビューにインスピレーションを受けて制作された本作。Lubna Playoustは、アルベルト セラ監督を含む現代の映画監督への問いかけを通じて、再びこの課題に取り組んでいます。
Lubna Playoustが、アルベルト セラやメゾンの友人で映画のプロデューサーのロザリー ヴァルダとともに、映画の定義と時間との関係性について問いかけます。また、シャネルと映画の深い結びつきについて語っています。
『THE IDOL/ジ・アイドル』
リリー=ローズ デップとジェニー
第76回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでシャネルのルックを纏ったメゾンのアンバサダーで女優のリリー=ローズ デップとジェニー。アウト オブ コンペティション部門に出品されたサム レヴィンソン監督によるシリーズ『THE IDOL/ジ・アイドル』のプレ ミアに出席しました。
主役を演じるリリー=ローズ デップが、役柄を構築する上での衣装の重要性や、シャネルと映画の深い結びつきについて振り返っています。
シャネル協賛
『Jeanne du Barry(原題)』
監督:マイウェン
映画のクリエイションに絶えず寄り添い続けるシャネルは、第76回カンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったマイウェン監督による映画『Jeanne du Barry(原題)』のパートナーを務めています。この映画の制作に際しては主に6着の衣装を特別にデザインし、またシャネルのハイジュエリーを提 供することで作品に寄与しています。ヴィルジニー ヴィアールの計らいにより、この映画の衣装デザイナーであるユルゲン ドーリングはシャネルのコレクションからいくつかのアイテムを再考し、18世紀の壮麗なドレスのスピリットをモダンに表現しています。
長編映画6作目としてマイウェンが選んだのは、ルイ15世の最後のお気に入りであり、ファッション、芸術、文学を愛したジャンヌ デュ バリーの物語。自ら主役も演じています。
『Jeanne du Barry(原題)』は5月16日に公開。
オープニング セレモニー
女優のブリー ラーソン、メゾンのアンバサダーでスポークスパーソンのシャルロット カシラギ、そして女優で監督のマイウェンが、シャネルのルックを纏って第76回カンヌ国際映画祭のオープニング セレモニーに出席しました。
今年、ブリー ラーソンは審査員を務めています。
また、ブリー ラーソン、シャルロット カシラギ、マイウェンはシャネルのファイン ジュエリーをコーディネートしました。シャルロット カシラギはシャネルのメークアップを合わせています。