CHANEL NEWS

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CAMBON

カンボン通りは、すべての始まりの場所。マドモアゼル シャネルが1910年に最初の帽子専門店「シャネル モード」を構えたのは、カンボン通り21番地でした。

1918年には、カンボン通り31番地にクチュール ハウスをオープンしました。建物のレイアウトはマドモアゼル シャネルによって形作られ、今もなお変わることなく受け継がれています。鏡張りの階段はアパルトマンへと続き、その先のアトリエでは、今もカール ラガーフェルドによってシャネルのコレクションが生み出されています。

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COCO CHANEL'S APARTMENT
THE 18TH CENTURY ARMCHAIR

このアンティークのアームチェアは、1937年にホルストが撮影した写真でガブリエル シャネルが腰掛けていたもの。ウォルナット材に彫刻を施し、白いサテンが張られています。後にホルストは、このアームチェアに腰掛けるマドモアゼルがとても沈痛な面持ちだったと打ち明けています。そしてそれは、恋のためだったとも。撮影後、このアームチェアの行方を知る人はいませんでした。ところが1980年代にモンテカルロのオークションでこのアームチェアを見つけたカール ラガーフェルドは、まさにこれがホルストの写真のものだと確信します。こうして、アームチェアはマドモアゼル シャネルの アパルトマン に戻ってきたのです。

18世紀の家具の名工、シュヴィニーが手がけたこの逸品は、三辺の比率が独特で、その由来から「ハーフバスタブ」という解説がつけられています。というのも、浴槽用の木の板を切り、そこにサテンの生地を張って作られているためです。ブロンズの脚には、部屋から部屋へバスタブを移動させるための車輪の名残を見てとれます。

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Coco chanel's apartment
UNDER THE SIGN OF LEO

ガブリエル シャネルは1883年8月19日生まれの獅子座でした。カンボン通り31番地にある アパルトマン には、自らを囲むように、木製やシルバー、ブロンズ、石膏のライオン像が飾られていました。ライオンは彼女の永遠のしるしとして、数えきれないほどの作品に登場しています。「私の誕生日は8月19日。獅子座の星の下に生まれたのです。私はライオンのように爪を使い、私を傷つけようとする人たちから身を守っています。でも、信じてください。私は爪を立てられるより、爪を立てた時のほうが傷ついているのです」 ライオンはまた、ヴェネツィアのシンボルでもあります。なかでもドゥカーレ宮殿を護るサン マルコ広場のライオンは特に有名です。マドモアゼル シャネルは1919年12月、愛するアーサー カペルが突然この世を去ったことによる心の傷を癒そうと、ヴェネツィアを初めて訪れました。彼女が一目見て恋に落ちたこの都市を、カール ラガーフェルドは2009/10クルーズ コレクション ショーの会場に選びました。

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COCO CHANEL'S APARTMENT
THE FROG AND IT'S PENDANT

これは、パリ、オペラ=コミック座で人気を博したダンサーで、煌びやかなパリの社交界でもよく知られた存在だったジャック シャゾがガブリエル シャネルに贈ったもの。口を開けたカエルはアジアでは幸運の象徴で、もともと噴水の装飾の一部だったものに、マドモアゼル シャネルが金めっきを施しました。彼女に招待されたゲストたちは純金製だと信じていましたが。ある日、パリのデザイナー、ユベール ド ジバンシィが、カンボン通り31番地にある アパルトマン でガブリエル シャネルと紅茶を飲んでいた時、リビングルームでシャンデリアの装飾のペンダントが落ちているのに気づきました。彼はそれを拾ってカエルの口にそっと入れました。マドモアゼル シャネルはそれ以来、そのクリスタルのペンダントをカエルの口に入れておくことにしたのです。

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