CHANEL NEWS

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CHANEL AND COLETTE
MEET IN RUE SAINT-HONORÉ

パリにおけるファッション界の2つの伝説、カンボン通り31番地のシャネルと、サントノーレ通り213番地のセレクトショップ コレット(Colette)。互いのクリエイティブな才能を融合させた期間限定ブティックが、3月1日から10日までサントノーレ通り336-340番地にオープンしました。200平米を超えるブティックは、かつてガソリンスタンドだった場所を改装した巨大で活気あふれるインスタレーションギャラリーです。

ファッションとアート、音楽が一体となった自由なインスタレーションが、ロックな雰囲気のなか、シャネルとコレットによる楽しく創造的なコラボレーションを盛り上げました。

シャネルの2011春夏コレクションからセレクトした代表的なアイテムを、コレットが選んだ若手デザイナーたちの作品とともに並べるという興味深い趣向。さらにケヴィン ライオンズやソルダッド、アンドレ、ファフィ、ソーミー(SO-ME)といった様々なアーティストたちが、定番のシャネルのバッグや、有名なコレット カラーを使った「マドモアゼル」をはじめとする今シーズンのバッグを、1点もののバッグにカスタマイズします。

また、遊び心と意外性に驚かされたのは、カール ラガーフェルドによるフィギュアや、バッグ チャーム、ヘルメット、カメラといった品々。コレットのコンピレーションCDとアロマキャンドルなども見逃せません。

そのほかに美と食のイベントとして、シャネルのネイルサービスやカップケーキ バーといったおもてなしも。

ミシェル ゴベールの選曲による特別なプレイリストを用意して、ブティックを訪れる皆様にお楽しみいただきました。

プログラム: シャネルを愛するスペシャル ゲストたちがハウスDJとしてパフォーマンスを披露。さらにコレットに招待された5人のアーティストが、リクエストに応じてシャネルのバッグをカスタマイズ

3月01日 16:00-18:00:ケヴィン ライオンズ(デザイナー、イラストレーター)によるバッグのカスタマイズ
3月02日 15:00-18:00:ルマリエの職人によるカメリア製作のデモンストレーション
3月03日 16:00-18:00:ソレダッド(イラストレーター)によるバッグのカスタマイズ
3月04日 17:00-:マクサンス シラン(ピアニスト、作曲家 )によるチェンバロ演奏
3月05日 15:00-18:00:アンドレ(グラフィティ アーティスト)によるバッグのカスタマイズ
3月07日 16:00-18:00:ファフィ(グラフィティ アーティスト)によるバッグのカスタマイズ
3月08日 15:00-18:00:シャネルによるネイル サービス

3月09日 16:00-18:00:ソーミー(グラフィティ アーティスト、イラストレーター)によるバッグのカスタマイズ
3月10日 15:00-18:00:シャネルによるネイル サービス

「Chanel and Colette: Meet in rue Saint-Honoré」
336 - 340, rue Saint-Honoré, Paris 1st
期間: 2011年3月1日~3月10日
時間: 11:00~19:00(日曜定休)

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31 RUE CAMBON
THE STORY BEHIND THE FACADE

時は18世紀。カンボン通りの名は、繊維商人の息子でのちに国民公会議員となったフランスの革命指導者の名前に由来します。

パリのこの地区の通りはいずれも、フランス革命後に整備されたものです。その際、コンセプション修道院の建物は取り壊され、現在ではノートルダム ド ラ ソンプシオン教会のみが当時の姿を留めています。そののちに通りに建てられた建築物には、当時主流だった古典主義の影響が見られ、その直線的な構造、厳密に計算されたバランスや左右対称性、水平な隔壁を特徴とした滑らかな外観が、統一感のある重厚さを醸し出しています。

1910年、マドモアゼル シャネルは、パリ中心部の中でも特に洗練されたエリアであるヴァンドーム広場やフォーブル サントノーレ通りにほど近い、カンボン通り21番地に帽子専門店 「シャネル モード」 をオープンします。

19世紀にはスタンダールやシャトーブリアンといった作家も暮らしていたカンボン通りで、マドモアゼル シャネルは 「セム」 の名でも知られた風刺画家、ジョルジュ グルサと親交を深めました。グルサは香水「N°5」を初めてアートとして描いた人物です。

帽子作りの才能を認められ、瞬く間に名声を博したマドモアゼル シャネルは、さらに広いスペースが必要だと判断し、1918年には31番地の建物全体を購入します。そしてここで、彼女は今のブティックの基礎を築くことになります。1921年、洋服や帽子に合わせて身につけるアクセサリーと、自身の手による初めての香水「N°5」がブティック内にディスプレイされました。のちに、ここにコスチューム ジュエリーや化粧品も加わることになるのです。

カンボン通りは私の領域、と公言していたマドモアゼル シャネルは、自身が所有する18世紀の建物に必要に応じて変更を加えました。1階はブティック。2階の広いレセプション ルームは、コレクションの発表、オートクチュールドレスやスーツのフィッティングなどに使われていました。鏡張りの階段を上った3階はマドモアゼル シャネルのアパルトマン。彼女の宝物が数多く置かれた、隠れ家のようなプライベートスペースです。4階には、今もカール ラガーフェルドが使うアトリエのほか、光が降り注ぐ明るい工房が並んでいます。ジュエリー、帽子、スポーツウェアの製作も含め、マドモアゼル シャネルの活動のすべてがこの建物に集約されていました。この構成は、今もなお変わることはありません。

1920年代、シャネルはカンボン通りでさらなる発展を遂げ、1927年にはカンボン通りの5つの建物( 23番地から31番地)を所有するに至りました。

history-of-a-decor

HISTORY OF A DECOR

From as early as the 1930s, Gabrielle Chanel used a baroque decor with gilt wood paneling for her fashion shows at 31 rue Cambon. The two pilasters are 17th-century Italian sculpted caryatids, which today stand on both sides of the mirror in the dining area of Mademoiselle’s apartment.

By the 1960s, only a few traces of this theatrical decor remained, the overall style having disappeared. Its spirit nevertheless endures, as seen in the catwalk design for the Spring-Summer 2011 Haute Couture show, which clearly evoked the original decor and 18th-century mirrors of Coco Chanel’s apartment.

Photograph on the left by Roger Schall: fashion show at 31 rue Cambon in 1938

Photograph on the right by Olivier Saillant: Haute Couture show at the Pavillon Cambon Capucines in 2011

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