CHANEL NEWS

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BEST PLACES IN PARIS
BY YI ZHOU

GALERIE JÉRÔME DE NOIRMONT
私のフランスでのアートディーラー。Jerôme de Noirmont とは2002年から一緒に仕事をしていますが、彼は私が仕事をしていく上でとても大きな支えとなっています。彼のギャラリーでは、私は最年少のアーティストで、他にはジェフ クーンズやシリン ネシャット、ピエール エ ジルといった私が尊敬しインスピレーションを得ている素晴らしいアーティストの作品も扱っています。私は2011年の春、このギャラリーで4度目となる個展を開くために準備をしているところです。
Galerie Jérôme de Noirmont
38 Avenue Matignon
75008 Paris

RESTAURANT "LA SOCIÉTÉ"
パリでのお気に入りの場所のひとつです。私の家からとても近く、1日中開いているので、人と会ったり午後のお茶を飲んだり、本を読んだりするのにとても便利なのです。このレストランの建物の構造も気に入っています。高さも奥行きも3層になっていて、ここに
座っていると、階段から滝が流れたり、窓を鳥が行き交ったりする光景を思い描くことができます。
Restaurant "La Société"
4 Place Saint Germain
75006 Paris

LA HUNE
お気に入りのパリの書店です。ここの社会学と哲学のコーナーはとても好きです。アメリカ大学を卒業後、la Hune のこのコーナーのお陰で、現代フランス哲学への造詣を深めることができました。平日は真夜中まで開いているので、夕食の後に心の糧を探しに立ち寄るのにも良いのです。
La Hune
170 Boulevard Saint Germain
75006 Paris

CHEZ SARAH
蚤の市にあるお気に入りのヴィンテージ クローズのお店です。女性の店長の審美眼は最高です。彼女の店を多くのファッションデザイナーが参考にしていますが、彼女自身はファッションを見る目が汚れないようにテレビや新聞、雑誌も見ないようにして、つねに
ピュアな感覚を保っています。情報に汚され続けている世界で生きるための、とても興味深いアプローチといえます。
Chez Sarah
Serpette Market
Saint-Ouen

MK2 BIBLIOTHÈQUE
お気に入りのパリの映画館です。マルチメディアを扱う複合施設でもあり、ここのDVDストアで扱っているMK2配給の映画のコレクションはとても充実しています。12月6日には、MK2 が私の作品を特集した特別なカクテルパーティーを開く予定で、私の「回顧展」としてここで映画を上映します。
MK2 Bibliothèque
128 Avenue de France
75013 Paris

WEPLER
お気に入りのパリのブラッセリー。ここのハンバーガーは最高です。アーティストとしての私にひらめきを与え、想像力を刺激してくれるモンマルトルやピガール、ムーラン ルー
ジュ、ラ シガルやラ フルミといった場所の近くにあります。
Wepler
14  Avenue de Clichy
75018 Paris

LE MUSÉE GUSTAVE MOREAUL
私のひらめきの源泉となっている作品を数多く生み出したギュスターヴ モローの絵画やスケッチ、ドローイングの膨大なコレクションが展示されています。彼の作品からは痛みや叫びが感じられます。この美術館のなかを歩いていると、モローの絵の痛みや情景が、3D効果のように体験できるのです。
Le musée Gustave Moreau
14 Rue La Rochefoucauld
75009 Paris

LIBRAIRIE 7L
カール ラガーフェルドの書店で、私の家のすぐ近くにあります。私は子どもの頃から本を集めてきましたが、7Lには選び抜かれた最先端の本が、売れ筋のものと一緒に並んでいます。いずれも文化を尊重する気持ちと愛情によって選ばれた本です。
Librairie 7L
7 Rue de Lille
75007 Paris

PREMIÈRE HEURE
パリにあるお気に入りの制作会社です。3D/CGや編集、制作の最高の設備が揃っています。Premiere Heure のスタッフは誰もがアーティストや監督にひらめきのヒントを与えてくれます。彼らは制作や編集にたずさわるだけでなく、独自の「ノウハウ」を創り出すために、クリエイティブな人々と時間をかけて対話してくれるのです。私は最近、Premiere Heure のパートナーとして、中国部門を設立しました。
Première Heure
23 Avenue Bernard Palissy
92210 Saint-Cloud

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SPRING-SUMMER 2011 READY-TO-WEAR
BY ELISABETH QUIN

10月5日、グラン パレ(パリ)にて

ショーの全編を chanel.com にて公開中

グラン パレに何が起きたのでしょう? 10月5日火曜日、いつものグラン パレは霧のように姿を消し、かわりに現れたのは夢のように幻想的な、石を敷き詰めた類まれなる18世紀のフランス式庭園です。まるで映画のワンシーンのような光景を、2800人の観客は驚くほどの静けさとともに見つめ、子どものように夢中になって時を忘れています。限りない優美さと詩的な雰囲気のなかで、特別な何かが起きているのです。3か所に置かれた噴水からは水が湧き出し、モーニングコートに身を包んだラムルー管弦楽団の80人もの楽団員たちが、ショーのために独特なリズムの夢幻的な曲を奏でています。これは確かに2011年のシャネルの世界ですが、1960年のアラン レネ監督作品 『去年マリエンバートで』 やキューブリック監督作品 『2001年宇宙の旅』 の舞台のようでもあり、時代を逆行するような感覚に心躍らずにはいられません。2011春夏 プレタポルテ コレクション ショーが描き出すのは、さり気なく色っぽくて、悪戯っぽくも優美、そして軽やかで、しかも凛としている女性の神秘の時代。シャネルの女性のイメージは、(衣装をシャネルが手がけた)『去年マリエンバートで』 のデルフィーヌ セイリグであり、フレジャ ベハやステラ テナントであり、イネス ド ラ フレサンジュなのです。イネスは刺繍が施された透ける素材を重ねた黒のイヴニングドレスにサテンのバレリーナシューズを合わせて登場。その素晴らしく端麗な姿を称える拍手は長く鳴り止みませんでした。
コレクションのキーワードは軽やかさ。たっぷりとした黒のボイルや、精巧な装飾が施されたもの、上質なチュールの繊細なメッシュなど、いずれも軽い素材が使われています。昼と夜、どちらのスタイルにもフェザーがふんだんに取り入れられ、ツイードに縫いつけたり、ショートドレスの裾を飾ったり、豪華なラフ(ひだ襟)や袖など、あらゆるところに使われています。特筆すべきはオーストリッチのフェザーで覆われたアプリコットカラーのドレス。実にシンプルで、センシュアルです。
見せるよりも隠すほうが、気持ちはそそられるもの。ペールグレーや穴あきのホワイトジーンズや、ジャケットに巧みに施されたほつれ加工など、そこかしこで見え隠れする素肌……。連続性がもたらす恍惚。すべて見せているようで、実はほとんど何も見せていないボイル素材の透け感のあるドレス。沸き立つ感情。今回のコレクションを象徴するスタイルはショートパンツ。テーラード ショート パンツと呼ぶべきかもしれません。愛さずにはいられない、若さと可愛らしさを備えた圧倒的な魅力。ゆったりとしたシルエットのメタリックシルバーのツイード ジャケットと鮮やかな白がもたらす清廉なイメージによって、シャネルは少女たちのストリートファッションだったショート パンツを、どこまでもエレガントに着こなせる、完璧なアイテムへとスタイリッシュに昇華させたのです。
刺繍が施されたウェッジソールのブーツや魅惑的なブラックレザーのサイハイブーツ。V字型のヘムラインを持つミッドナイトブルーのニットドレスやダメージ加工を施されたツイード ドレスなど、シャネルを身にまとうのは、期待されていることを知り尽くしながら、自分のペースを崩さない女性。カール ラガーフェルドや今回のコレクションと同様に、ノスタルジアとは無縁の存在。そんな彼女たちは、来るべきものに悠然と構え、自由と欲望のみを目指して未来に向かうのです。この壮麗かつ濃密なショーの陰のミューズ、デルフィーヌ セイリグのように。
「地面は今も砂利のよう、再びあなたと出会うために歩む私の足元を石が埋め尽くしている……」

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OFF THE CATWALK

2011春夏 プレタポルテ コレクション ショー会場、
グラン パレ(パリ)にて

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MAKING OF THE PRESS KIT

Spring-Summer 2011 Ready-to-Wear
Studio 7L, Paris

Photos: Olivier Saillant

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