CHANEL NEWS

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*ポール モラン著「The Allure of Chanel」p52から引用したマドモアゼル シャネルの言葉 (Pushkin Press, 2013)

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*ポール モラン著「The Allure of Chanel」p52から引用したマドモアゼル シャネルの言葉 (Pushkin Press, 2013)

JERSEY

「ジャージーは質素でありながら、最も扱いが難しい布地のひとつです。もちろん、よく知っています。それでも、私は挑戦しました」*と、かつてマドモアゼル シャネルは語っていました。

1913年に早くもジャージー素材に着目したマドモアゼル シャネル。もともとジャージーは、主に男性用の下着や船乗りのTシャツに用いられていた「目立たない」機械編みの素材でした。しかし瞬く間に、ジャージーはマドモアゼルの成功に欠かせない存在になります。最初のデザインを発表してからわずか3年後には、ある米国人ジャーナリストが、「シャネルは彼女自身の美学を極めています。そして、その根幹を担っているのがジャージーです」とコメントしています。

一般的に、ニット素材のジャージーは柔らかすぎるため、体にフィットするデザインには向かないと考えられていましたが、彼女はそこに惹かれました。快適で流れ落ちるようなラインを描くジャージーは、着心地の良さを追求していたマドモアゼル シャネルにとって最高の素材だったのです。こうして、女性のシルエットへの新たなアプローチは、絶大な支持を得ていきました。

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