CHANEL NEWS

メディア 1
メディア 2
メディア 3
メディア 4

00/4

byzantine-fragments-by-karl-lagerfeld

BYZANTINE FRAGMENTS
BY KARL LAGERFELD

イタリアのラヴェンナにあるサン ヴィターレ聖堂は、西暦527年から548年、東ローマ帝国のユスティニアス皇帝と皇妃テオドラの時代に建設されました。ユネスコの世界遺産にも登録されているこの聖堂に魅了されたカール ラガーフェルドが、2010年、聖堂を彩る無数の美しいガラスやエナメルのモザイクを写真におさめました。撮影された写真は、様々な宝石で豪奢に着飾った人々を映し出すと同時に、コンスタンティノープルの贅を尽くした雰囲気や、イコノグラフィー(図像学)の素晴らしさを見事に伝えています。

モザイク画が象徴するこの美学を自在に取り入れて、カール ラガーフェルドは、ビザンチンの豪華絢爛な輝きを蘇えらせるコレクションを完成させました。イスタンブールで先日発表されたコレクション ショーでは、ラヴェンナのサン ヴィターレ聖堂をイスタンブールのハギア ソフィア大聖堂の原型と見なすことで、ラヴェンナとビザンチウムの歴史的な絆を甦らせました。現在のトルコの首都であるイスタンブールは、かつてはビザンチウムの名で知られ、東ローマ帝国の首都となった330年には、コンスタンティノープルへとその名を変えました。急速な発展を遂げた東ローマ帝国は6世紀に栄華を極め、1453年に首都コンスタンティノープルが陥落するまで、華やかで洗練された文明を築き上げていきました。モザイクで彩られた数々の聖堂は、この都市がキリスト教帝国の中心であったことの証です。こうして、ラヴェンナには今もイコン画(聖像画)が残されているのです。

メディア 1
メディア 2
メディア 3
メディア 4
メディア 5
メディア 6
メディア 7

00/7

the-summer-in-saint-tropez-ephemeral-boutique

THE SUMMER IN SAINT-TROPEZ
EPHEMERAL BOUTIQUE

この夏、サントロぺの旧港やリス広場にほど近いホテル ラ ミストラレに、期間限定のシャネル ブティックをオープンしました。ホテル ラ ミストラレ(Hôtel La Mistralée)は1850年に建てられた領主の邸宅で、館内には個々にインテリアがコーディネートされた10の部屋があります。

小さめのパーラー(客間)には、選りすぐりのフレグランスや、アイウェアをはじめとするアクセサリーが並んでいます。

パリ‐ビザンス コレクションのアイテムがディスプレイされているのは、アイボリーの床が光を反射して美しい輝きを放つ、広いドローイング ルーム(応接間)。

黒いメタルフレームで縁どられたガラスの天蓋はエレガントかつモダンな雰囲気で、ニットウェアやシューズをいっそう引き立てます。

CCマークをあしらったサーフボードやケースに納められたクロッケーのセットが、ブティックに趣を添えています。

期間: 2011年10月2日まで
時間: 10:00~13:30 15:30~20:00 
1, Avenue du Général Leclerc
83990 Saint-Tropez
France

hats-off-to-karl-by-ingrid-sischy
hats-off-to-karl-by-ingrid-sischy

HATS OFF TO KARL
BY INGRID SISCHY

「私は今でも、自分が一体どういう人間なのかわかりません」。ゴードン パークスは、多様な分野で創作活動を行う自分自身についてこのように記しました。「自分の内面へと身を隠す方法があまりにもたくさんあるために、自分が何者なのか分からないのです」。 もちろん彼は、自分自身を正確に理解していました。彼はカテゴライズされることを拒み、境界や障壁を壊す先達でした。ゴードン パークスの名で創造性をテーマとしたフォトグラファーに贈られる賞があるならば、カール ラガーフェルドほどふさわしい受賞者はいないでしょう。彼は才能と魅力にあふれた人ですから。
      
一日の間に(時には夜にかけても)、カール ラガーフェルドは、私が知っている誰よりも多くの顔を使い分けています。ここでそのごく一部を紹介しましょう。まずはクリエイティブ ディレクターで天才的なファッション デザイナーとしての顔。彼はシャネルで29年、フェンディで40年以上も―これは世界記録です―この地位に君臨し、自身の名前を冠したブランド、カール ラガーフェルドも率いています。また、真の才能が導くままに自然に絵筆を操るアーティストであり、さらには世界中の図書館にも匹敵する知識で執筆に臨む作家でもあります。そのうえ、伝統的な製本技術の存続に貢献するパブリッシャーとしての顔も。友人やファミリーの中からキャスティングし、カサヴェテスの作品を豪華にしたような世界を創りだす映画監督。カール ラガーフェルドをテーマとする数々のドキュメンタリーで主役を務める、ウォーホル以来の大スター。上質でユーモア溢れる名言を数多く残し、インタビュアーやライターが憧れるウィットの持ち主。きわめて鋭いデザインの審美眼を持つ収集家。多くのプロを黙らせるインテリアデザイナー。そして、彼の敬愛する作家のひとり、エリザベス ビショップでさえ感心するであろう手紙を書き、広告においてもその秘めた才能は発揮されます。自身のブランドであるシャネルやフェンディの広告キャンペーンだけでなく、競合ブランドでさえも彼の撮影に頼るほどです。また、コカ コーラからアイスクリームに至るまで、あらゆる大衆的なものにオーラを与えることに、ウォーホルのような快感を覚える一面も。もう十分ですか? いいえ、カールはそうは言いません。彼は落ち着いて、まだ始まったばかりだと言うのです。もしあなたが、彼の成功を称えようとするなら、彼はこう答えるでしょう。「でもまだ次がありますよ」。

カール ラガーフェルドと写真との絆を表現するなら、写真は彼の拠りどころだと言えるでしょう。そこは彼が帰る場所。撮影する対象が建築や風景、ポートレイト、ファッション、静物など、何であっても同じです。他のファッション デザイナーなら、一日の仕事を終えた後、あるいはショーや長いシーズンを乗り越えたら、ゆっくり休むのかもしれません。でもカールは、そんな時でも、ほとんどずっと撮影をしています。撮影の目的は、アンダーグラウンドの雑誌であったり高級誌であったり、広告キャンペーンや、彼が自らに課す個人的なプロジェクトまで、さまざまです。私と彼は、写真に対する共通の情熱から、友人になりました。彼は出版される写真集のすべてに目を通し、今でもそれを続けています。

私たちが最初に会話を交わしたのは、ずいぶん前のことです。それは、カールが真剣にカメラと向き合うようになって間もない頃でした。彼の当時の写真を見て驚いたのは、その瞬間の重量感を捉えていたことです。おそらく、何年も写真を見つめてきたことで身についたセンスによるものなのでしょう。また、写真には彼の主張が表れていました。その後、山のような本やストーリー、研究、広告キャンペーンで写真を撮っていますが、最初の印象は変わりません。カールが撮影するところを見れば、一目瞭然です。私はニューヨークやパリ、ロサンゼルス、そして東京の街中での彼の撮影に同行したことがあります。いつでも大勢の人たちが集まってきて、交通渋滞がさらに混乱を引き起こし、ファンの人たちは、ひとつに束ねたヘアスタイルに高い襟の白いシャツ、それにサングラスというカールの象徴的な姿に見とれたり、「We love you Karl」と大きな声で呼びかけたりしていました。彼は常に礼儀正しく、また自分の知名度に少し驚きながら、顔を上げ、感謝の気持ちを表します。そしてすぐに撮影に戻ります。どんなことにも、彼の集中力が乱されることはないのです。

彼はその魔法のような感性を、自身の仕事だけに取っておくようなことはしません。昨晩、彼はニューヨークに到着した後、私を含めて数人の友人と夕食を共にしました。彼はすぐに私たちに、稀少な画集を見せたいと切り出しました。1914年のもので、彼がフランスで見つけたばかりの画集でした。ポール イリブがデザインを手がけ、オーギュスト ロダンやジャン コクトーなどの多くの芸術家が文章を添えています。ニジンスキー主演のバレエ『牧神の午後への前奏曲』をアドルフ ド メイヤーが撮影した写真も載っています。この画集は世界に6部しか残っていないそうです。私たちは全員でその画集を見て、その洗練されたデザイン、グラフィックの美しさ、紙の繊細さ、写真のプリント技術、写真にあふれる情緒に驚嘆し、これを元に復刻版を作るべきかどうかを真剣に議論しました。カールは、「私はこの作品を愛しています。たとえ数時間でも、手元から離すのが耐えられないほど」と言いました。いつか、カールの写真作品について、同じことを言う人が現れるでしょう。いや、実際には既に現れていますね。

写真: 6月1日、ニューヨークで開催された、ゴードン・パークス財団(Gordon Parks Foundation)主催の授賞式兼チャリティ ディナーでのカール ラガーフェルドとアンナ ムグラリス

メディア 1
メディア 2
メディア 3
メディア 4
メディア 5
メディア 6
メディア 7
メディア 8
メディア 9
メディア 10
メディア 11
メディア 12
メディア 13
メディア 14
メディア 15

00/15

from-byzantium-to-istanbul-by-olivia-da-costa

FROM BYZANTIUM TO ISTANBUL
BY OLIVIA DA COSTA

古代帝国の都へのトリビュートともいえる「パリ‐ビザンス」コレクション。過去と現在、西洋と東洋を結び付けるように、フランスのクチュールの伝統とオスマン帝国の魔法を融合させたコレクションです。文明が交錯する街、多くの人が行き交う都市、イスタンブール―イスラムのモスク、非宗教的な街並み、ジェットセッターやハイ テクノロジーのコントラストが強烈な印象を残すこの町が、2010年12月にパリのカンボン通りにあるシャネルのオートクチュール サロンで行われたショーに続いて、メティエダール コレクションを披露する舞台に選ばれました。会場は、かつてスルタンが住まいとしていたシラガン宮殿の白い大理石のテラス。ボスポラス海峡を臨む眺望が美しく、規則正しい波の音が心地よく響きます。刺激的でありながら安らぎを感じさせてくれるボスポラス海峡は、この街に欠くことのできない存在です。

日が暮れる頃、宮殿の中のバックステージへ足を運びました。天井にはスルタンの豪奢な生活様式を思い起こさせるヴェネチアンガラスのシャンデリア。その下には、頭にシニヨンを高く結い、目元を黒と赤のアイライナーで縁取った女性。ステージの袖に立つモデルたちがまとうのは、さりげなくゴールドが織り込まれたツイードのローブや、ヴェルヴェットのハーレム パンツ、流れるようなドレープのシフォン ドレス。すべてビザンチン美術にインスピレーションを得たものです。客席の期待は高まるばかり。文化人や地元のメディアが徐々に会場に到着します。今夜ここに集う女性は、皆とても美しく、優雅です。その女性たちの多くは黒の装いに、足元には高いヒール。そして、キルスティン ダンスト、エロディ ブシェーズ、セシル カッセルが到着しました。ショーが始まり、モデルが落ち着いた雰囲気で壮麗な階段を降りてきます。その姿は、宮廷の優美な妖精が演じるバレエのよう。ソファーとクッションでくつろぐ観客から、わずか数センチの距離を歩いていきます。刺繍やブレード、ビジューのような装飾を施されたボタンまで、手が届くほどの近さで見ることができます。

最後のモデルがランウェイから去っていきます。イスタンブールの優雅な女性たちを魅了したショーが幕を閉じました。シャンパーニュを1、2杯楽しんだ後、ゲストたちはそれぞれ、活気と喧噪にあふれた眠らない街の中へ溶け込んでいきました。

www.pleasemagazine.com

メディア 1
メディア 2
メディア 3
メディア 4
メディア 5
メディア 6
メディア 7
メディア 8
メディア 9
メディア 10
メディア 11
メディア 12
メディア 13
メディア 14
メディア 15
メディア 16
メディア 17
メディア 18
メディア 19
メディア 20
メディア 21
メディア 22
メディア 23
メディア 24
メディア 25

00/25

celebrity-portraits-by-karl-lagerfeld

CELEBRITY PORTRAITS
BY KARL LAGERFELD

5月19日、amfAR(米国エイズ研究財団)主催 チャリティーオークションの会場で、カール ラガーフェルドが撮影したセレブリティのポートレイトが披露されました。

bryan-ferry-private-concert
bryan-ferry-private-concert

BRYAN FERRY
PRIVATE CONCERT

ブライアン フェリーのプライベート コンサート
5月9日、オテル デュ キャップ-エデン-ロック(フランス)で開催されたクルーズ コレクション ショーにて

シェア

リンクがコピーされました