© Anne Combaz
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© Anne Combaz

THE ATELIERS AT THE GRAND PALAIS

アイディアとスケッチに息吹を吹き込む、すべての始まりの場所。シャネルのオートクチュールのアトリエは機能的で、装飾を排したニュートラルなトーンにまとめられています。
スケッチはここで、裁縫師の手によって形を与えられ、ひとつのシルエットに仕上げられていきます。

2016/17秋冬 オートクチュール ショーの舞台は、ドレスのアイディアを実際の作品へと昇華させるクリエイションへのオマージュ。グラン パレの八角形の会場には、中央に観客席がしつらえられ、ゲストは外側を向いて座り、その視線の先にシャネルのアトリエが再現されています。マチ針や型紙、ロール状に巻かれた布地、写真にいたるまで、まるでカンボン通りからそのまま移設したかのようです。アトリエをかすめるように歩くモデル達。ショーがバックステージと一体化しています。裁縫師たちが緻密な手仕事に没頭する中、登場するモデルたちの自信に満ちた足取りに、観客の視線が集中します。

生みの親である裁縫師の目の前でそのクリエイションを披露すること、それは、互いが重なり合ういまだかつてない深遠な光景です。熟練した職人たちの精巧で卓越した技術が、今なおシャネルのオートクチュールの根幹であり続けることに、今回のショーは光を当てています。

Angelo Cirimele

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