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Thursday, December 12, 2013

LYNN WYATT:
"I FELL IN LOVE WITH KARL LAGERFELD!"

50年にわたるファッションアイコン。数々の著名なアーティストへの支援。自らの名声と財産を他人のために使う広い心を持つ女性。祖父母の代からのテキサス人――リン ワイアットにはさまざまな顔があります。彼女はテキサスとシャネルとの間の強い絆を最もよく表す女性として、12月10日にダラス フェア パークで開催された2013/14パリ‐ダラスと題するメティエダール コレクションのショーで称えられました。リン ワイアットは、カール ラガーフェルドに対する称賛の念と、マドモアゼル シャネルとの印象深い出会いについて次のように語りました。(以下インタビュー)

あなたの友人のカール ラガーフェルドが「パリ‐ダラス」と題する新しいコレクションを、あなたの地元であるテキサスで発表しました。第一印象はどういうものでしたか。

本当に素敵でした。テキサスへの、あるいは、もっと簡単にいえば、アメリカの広大な空間への素晴らしい賛辞でした。シャネルと米国が分かち合ってきた力強い歴史を称える場でもあったと思います。

カール ラガーフェルドとの初めての出会いは、どのようなものでしたか。

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カールには、何年も前に南仏で出会いました。私はボーリュー=シュル=メール(Beaulieu-sur-Mer)やサン=ジャン=カップ=フェラ(Saint-Jean-Cap-Ferrat)でよく過ごすのです。カールのエネルギーには本当に驚かされました。彼は芸術家としても、また存在そのものも、とても生き生きとしていますが、ビジネスのことも忘れません。そのようなアーティストは稀ですし、私から見ても彼は本物のアーティストです。素晴らしいユーモアのセンスの持ち主で、本当にありとあらゆることを知っています。真のルネッサンスを体現する人物といえるでしょう! 彼とヴェネツィアへ行く機会があったのですが――彼の目を通して見たヴェネツィアは、なんと素晴らしかったことでしょうか。私は彼に恋しました。それほど頻繁に会うことはありません――私が満足できるほどは――でも、彼に対する気持ちは今も変わりません。

カール ラガーフェルドは好んであなたを「お気に入りのテキサス人」と呼びます。どういう意味だと思いますか。

わかりません。テキサスの女性の多くがそうであるように、私は独立心が強くて、とても意欲的ですし、たくましくて……自分について語るというのは、なかなか難しいものですね。(笑)

マドモアゼル シャネルとの出会いについて教えていただけますか。

パリを訪れたとき、夫がオートクチュールのフィッティングに連れて行ってくれて、そのときに一度お会いしました。私は何よりもメティエダールに、そしてあの魔法のようなドレスを創り出すアトリエの女性たちに心から感心しています。マドモアゼル シャネルは部屋に入ると、「ああ、あなたはテキサス人なのね!」と言いました。私は笑いがこみ上げて来て、「ああマドモアゼル、あなたと握手ができて本当に光栄です。あなたの熱烈なファンなのです。私のために見立ててくださって本当に幸せです」と答えました。それはわずか3分ほどの時間でしたが、私の記憶に刻みつけられています。

この時期から、ファッションは変わりましたか。

昔はパリでファッション ショーが行われてから雑誌が出るまで数週間も待たなければなりませんでした。コレクションがアメリカに到着するまで1年近くかかったのです。今とは全く違います。今では何もかもが、あっという間に伝わりますし、世界はずっと小さくなりました。当時、女性は1日に4回も着替えていたのです。朝、昼食、午後、そしてカクテルのための装いがありました。着こなしも今とは違います。カールは、そうしたものすべてに変化をもたらしました! どのような気分にも、またどのようなスタイルが求められる時でも、彼のデザインは応えてくれます。彼の影響力はそれほど大きいのです。まさに天才です。

リン ワイアット、あなたはこれまで本当にたくさんの素晴らしい人々に出会ってきましたね。あなたの肖像画を作ったアンディ ウォーホル、マドモアゼル シャネル、カール ラガーフェルド、トルーマン カポーティ……

(笑)そうですね、人生にとても感謝しています。私にとって今、一番大切なものは家族と友人、そして楽しむことです。これほどの素晴らしい友人たちと出会えて幸運だと思います。でも、カールに対する気持ちは特別なのです……。
Photo © Anne Combaz

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