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Tuesday, June 29, 2010

COCO CHANEL’S APARTMENT
THE COROMANDEL SCREENS

「18歳の頃から中国の屏風が好きで……中国の物を扱っている店で初めてコロマンデル屏風を見た時は、嬉しくて気を失いそうでした……それが最初の買い物でした……」
(『Chanel Solitaire』 クロード ドレ著より)

マドモアゼル シャネルは32双もの屏風を所有していたと言われています。カンボン通り31番地のアパルトマンにはそのうちの8双の屏風を置き、本来の用途にとらわれずに、壁紙の代わりに壁を飾ったり、プライベートスペースを仕切ったりと、自由に使っていました。
屏風でドアを隠していたとも言われています。彼女は、そうすることでディナーをもてなすゲストを引き止められると考えたのです。

コロマンデル屏風はマドモアゼルがアーサー カペルとともに見出した中国美術への愛を集約したものと言えます。コロマンデルの漆技法は明朝(1368-1644)末期に中国内陸部の湖南省で生まれたものです。主にモチーフとして、神話や宮中の生活、自然への愛などが用いられ、その様式に精神的な深みを与えています。

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